モデルさんみたいにかっこよく綺麗に歩けたらいいなぁ。
そう思われている女性はとても多いと思います。
私が提案している「ピンヒールウォーキング」は、ショーモデルのモデルさんのような「その瞬間を最大限美しく魅せるウォーキング」ではなく、日常動作である「普通に歩くこと」を少しでも美しくするウォーキングの方法です。
そもそも、モデルさんは自分を美しく魅せるよりも「身につけているもの」を一番美しく魅せるウォーキングをされています。
私はハイヒール愛好家ですが、スニーカーでも女性らしく美しく歩くことはできます。
ですが、ハイヒールを履きこなせるようになれば、より美しいウォーキングができるようになりますから、女性にはハイヒールを自分の足の一部のように履きこなすことを最終的な目標としていただきたいと思っています。
ハイヒールといえば、こういうお声をよく聞きます。
「履きたくても履けない」
「外反母趾になりそう」
「足の指がマメやタコだらけになる」
「巻き爪になる」
「子供がいるから無理」
しかし、これらは正しい靴の選び方、履き方、歩き方を知らないがために起こっているトラブルなのです。
10代後半からハイヒールばかり履いていた私ですが、それらの正しい知識を習得し出したのは、20代後半だったように思います。
つまり、ハイヒールとのお付き合いを間違えていた時期がかなり長かったのです。
足の指は曲がり、マメやタコができていました。
途中で足が痛くなって座ったカフェでは、靴を脱いで足をブラブラさせてしまうほどでした。今思えば恥ずかしい行為です。
でも今は、子供の芋掘り遠足や農場に行く時以外は、ほぼハイヒールで出かけています。
毎日、朝から夜までハイヒールを履いていられますし、子供2人を連れての動物園もハイヒールです。
なぜそのように変わったのかというと、「理論に基づいた正しい知識」を色々な教室で学んだからです。
試しに、一度ぺたんと地面に足をつけて立ってみてください。
次に、壁に掴まってでも構いませんので、爪先立ちで立ってみてください。
脚全体に力が入り、お尻もお腹もぎゅっと引き締まる感覚がわかると思います。
またぺたんと地面に足をつけて立ってみてください。
爪先立ちの時よりも、全体的に重心が沈み、身体が重く感じませんか。
今は女性が1人何役もこなす時代です。
お仕事も、妻としても、母としても、娘としても、とにかく忙しい女性が多いと思います。
だからこそ、自分のために費やす時間を「あえて」作り出すことが大切だと思っています。
自分のための時間を確保しないと、日々の忙しさに流されていってしまうことを、私も子育てをしながら痛感しています。
正しく美しいウォーキングを身につけると、日常歩くことが美のトレーニングとなります。
つまり、究極の「ながらエクササイズ」ができるようになるということです。
そういう意味では、忙しい女性こそが最大限に活かすことができるスキルなのかもしれません。
美しい姿勢、立ち方、歩き方を身につけることは、美しい立ち居振る舞い、美しい所作にもつながります。
そうして自分に自信が持てるようになると、笑顔が増え、その明るい空気に人が集まり、同性、異性を問わず素敵な人と出会う機会が増えていきます。
それは、あなたが本来持っている魅力を、自分自身で磨いたことにより、あなた自身がさらに輝く存在になったからです。
「良い靴」は、女性の魅力を強調してくれる素晴らしいアイテムです。
履きこなすのに諦めていた靴、履きこなすことに憧れていた靴は眠っていませんか?
それらの靴を美しく履きこなし、颯爽と街を歩くことができるお手伝いをさせていただければとても嬉しいく思います。