こんにちは。
Philo Sophia  代表の御川真衣です。

今日は、乳製品について書いてみようと思います。

「乳製品って結局のところどうなの?」と言うご質問をよくいただきます。

そして、私自身もファスティングマイスターの勉強を始めるまでは「よくわからないけど、乳製品って良くないんだよね??」程度の認識でしたので、避けはするけど摂ってもそこまで気にしないライフスタイルでした。

乳製品は身体にとっては「嗜好品」です

結論から言うと、乳製品は身体にはよくありません。

牛乳、ヨーグルト、アイスクリーム、チーズ、バター、ケーキなど、意識的に避けなければ、かなりの高確率で口に入ってくるほど、今や身近な食材となっています。

しかし、もともと稲作で発展してきた日本国民が乳製品を食べるようになったのは、戦後からなのです。

第二次世界大戦後にアメリカGHQの政策により、肉、小麦、乳製品が日本国内に普及し始めました。

乳製品は当たり前に存在する食材だと思っていた私ですが、日本人にとっては、まだたった数十年の歴史しかない食材だと知り、ビックリした記憶があります。

 

ところで、「カルシウム・パラドックス」と言う言葉をご存知でしょうか。

こちらの図は、ハーバード大学のデビッド・マーク・ヘグステッド博士が1986年に発表したものです。

この図を見ると、カルシウムをたくさん摂っている(牛乳・乳製品をたくさん消費している)国ほど、骨粗鬆症(こつそしょうしょう)が多いということがわかります。

毎日、乳製品を摂取しても骨密度が改善されなかった私の母

具体例として、乳製品を摂らなくなった私の母の話をしたいと思います。

 

ある日、孫が牛乳を飲んでいないと知った私の母は、私に「子供のうちからしっかりカルシウム摂らせなきゃ」と言いました。

私は「牛乳は飲ませてないけど、青菜、魚、納豆を食べさせてるから大丈夫だよ。乳製品はかえって骨を弱くするから。」と答えたところ、「えっ!!!!!ヨーグルトも!?」と聞かれました。

聞けば、「実は、骨粗鬆症の対策のために毎日ヨーグルトを食べるようにしたんだけど、骨密度測定器では、いつも5段階評価のうち下から2番目だから、食べる量が足りないのかな・・・と思って」と母。

私はキッパリ言いました。

「骨密度を上げたかったら、まずはヨーグルトをやめてみたら?」と。

「ヨーグルトの代わりに、マグネシウムのサプリメントを摂ってみて」とアドバイスしたところ、素直な母は実践してくれました。そして、1ヶ月後に再会したとき、母の喜びの声を聞くことができました。

「下から2番目判定だったのが、上から2番目判定になった!!」

大人になると、カルシウム過多になりがちです。なぜなら牛乳・乳製品という食材が溢れかえっているから。

そして、ここが重要。カルシウムを吸収するためにはマグネシウムというミネラルが必要なのです。

現代人はマグネシウム不足、カルシウム過多の傾向にあります。つまり、カルシウムだけを摂取しても、マグネシウムがなければ、摂ったカルシウムは吸収されないのです。

ですから私は母に「ヨーグルトをやめて(カルシウム摂取量を減らして)、マグネシウムサプリメントを摂るように」とアドバイスしたのです。

でも、乳製品を積極的に摂らせようとする日本社会

そんなによくないのであれば、なぜ日本では乳製品が良いものとしてたくさん販売されているのでしょうか?

それはハッキリ言ってしまうと、「利権」と「癒着」です。国民の健康を考えてヨーグルトや牛乳を積極的に売っているのではないのです。儲かるからです。商業ベースでしか考えられていないのです。

国家予算のうち、42兆円近くが医療費に充てられている・・・というおかしな社会になっている原因のひとつが、食習慣による生活習慣病の多さではないでしょうか。(もちろん、外国人等による国民健康保険制度悪用なども深刻な問題だと思います)

そしてもう一つ大切なことがあります。

世界的なロングベストセラー「スポック博士の育児書」が、日本の子育てや栄養学のベースになっていることが大問題です。

第1版から第6版までは、牛乳こそ完全栄養食品で、「子供にどんどん摂らせなければならない」ということが書いてありました。

しかし、第7版以降から、正反対の記述がされるようになりました。「最悪な食品は牛乳・乳製品である」「カルシウムは植物性食品から摂取すべきである」と。大改訂です。

それなのに、日本では、第6版の翻訳本がいまだ出回っているのです。

ちなみに第7版が発行されたのは1998年です。

ずーっとずーっと長年、著者であるベンジャミン・スポック博士が撤回した内容を「正」としているのが、日本なのです。

日本国民に大ダメージを与え続けている出版社「暮しの手帖社」の責任は重大だと私は思います。

ちなみに、スポック博士ご自身も、1991年から牛乳・乳製品を完全に断たれているそうです。

世界の中で、日本だけが「何故か」古い情報のまま・・・その「何故か」が何なのか、あなたにもお分りいただけるでしょう。

カルシウムとマグネシウムの理想バランスは2:1

カルシウムとマグネシウムは、ペアミネラルです。対のミネラルということです。

その理想バランスは、2:1と言われています。

牛乳は、カルシウムとマグネシウムの比率が、11:1ですので、牛乳を飲めば飲むほどマグネシウム不足となってしまいます。

カルシウムを吸収するためにはマグネシウムが必要なのに、カルシウムばかりでマグネシウムがほとんど含まれない牛乳は、身体に負担をかけてしまうのです。

そもそも、子牛の飲み物です。人間の母乳がママの血液からできているように、牛乳は牛の血液からできています。
白いから血であることを忘れてしまいがちですが、「牛乳=牛の血」であることをよく覚えておいてください。

もちろん、いきなり完全に断たなくても良いと思います。

牛乳・乳製品は完全栄養食品どころか、単なる嗜好品なのだという認識を持つことが最初の一歩だと思います。

「健康のため」と牛乳・乳製品を摂っている方のお役に立てれば嬉しいです。

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