
こんにちは。
Philo Sophia 代表の御川真衣です。
今日は、妊娠中の食事がなぜ大切なのかについて書いてみようと思います。
「子供の食事って大切だよね」
これは、子を持つ親の多くが認識していることだと思います。
人間の脳は6歳までに8割が完成する
ご存知でしょうか?
人間の脳は6歳までに急激に増加し、その時点で約8割が完成します。
神経細胞にいたっては、生まれて1〜2ヶ月目まで増え続けたらその後はストップ !!
そしてその後はシナプス(細胞同士のネットワーク)が増えていきますが、それもピークは4〜5歳!!
「1〜2ヶ月まで」 「4〜5歳まで」 「6歳まで」
などから、小学校に上がるまでの子供の食事がいかに大切かということがわかります。
子供の食事 = 子供に摂らせる食事
そして、「子供の食事」というのは、「子供に摂らせる食事」ということであり、妊娠中のママから胎児に届ける食事(栄養)も非常に重要であるということがわかります。
この期間までにのママや子供が食べるもので、頭の良し悪しが大きく左右されることになるそうです。
プライマル・ヘルスが一生の健康を左右する
脳、免疫系、ホルモン系は、胎児の時から小学校に上がる頃までに初期設定が完了してしまいます。
それを 「プライマル・ヘルス」 といいます。
プライマル・ヘルスが、一生の健康レベルに影響を及ぼすことがわかっています。
例えば、妊娠中のママが身体に身体に良くない食べ物を食べたり、乳幼児期にそういったものを食べさせたりしても、子供は死にません。
なぜならば、子供の身体は 「生きるため」 に、その環境に順応しようとするからです。
そこには、気付けない危険性をはらんでいます。
そういう環境で育った子供は、プライマル・ヘルスのレベルが低いために、将来的に健康問題を起こしやすくなる傾向があるそうです。
今でも後悔している妊娠時・出産時の食生活
なんと、私もこの事実をを2人出産後に知って、大変ショックを受けました^^;
特に1人目妊娠・出産時は、名古屋駅の近くに住んでいたため、タカシマヤさんで日々の食材を調達していました。
野菜、果物、お肉、お魚、デパ地下惣菜、おやつ、パン、納豆、調味料、飲み物、など本当にすべてを。
美味しかったです。無知でしたから。
しかし、幸運なことに、出産後、有機農法・自然農法の野菜を取り扱っている宅配会社と出会うことができたのです。
今はもうほとんどスーパーマーケットで買い物をすることはなくなり、本物の食材をありがたくいただく毎日を送っています。
おかげさまで、長女はとても良い子に育っていますが、お腹にいる時にもっと良いもの食べさせてあげたかったなあと、今でも思います。
長男の時は、すでに私が食べ物に気をつけるようになっていたのですが、妊娠中の食事の重要性についてはまだ知りませんでした。
ですので、しょっちゅう行きつけのカフェでケーキセットを楽しんだりしていました・・・。
「必要な栄養素は胎児へ優先的に行くから」 と誰から聞いたかわからない話を基準に、カロリーが高くて栄養価が低い食事を摂っても、 「子供には栄養行くから良いや」 とさほど気にせず過ごしていました。
妊娠前から心がけたい食生活
次に妊娠できたら、こんな食事を摂る予定です。
・発酵食品を欠かさない
・マグネシウムを摂る
・ビタミン・ミネラルを摂る
・油に気をつける
・砂糖を控える
・野菜中心の食事
私がすでに 「家族健康」 のために実行していることですが・笑。
食事がすべてではないけれど、食事が生きるうえでの基本であることは事実だと思います。
妊娠を望んでいらっしゃるご夫婦、妊娠中の女性、妊娠中の奥様がいらっしゃる男性、小さい子を持つパパママ、小さいお孫さんがいらっしゃるおじいさま、おばあさま。
山田豊文先生のこちらの本をぜひ読んでみてください。
オールカラー、写真やイラストが多く、とても読みやすいです。嬉しいレシピも載っています。
こんなに実践的な内容盛りだくさんなのに。たったの780円です・笑。